デスクトップの哲学
翻訳祭のお知らせ
10月にJTF(日本翻訳連盟)主催で、第17回翻訳祭が行われます。
僭越ながら、私がパネル ディスカッションの司会を務めさせていただきます。
日本翻訳連盟 第17回翻訳祭
テーマは「ツール活用で品質と効率の向上を両立する 〜MT/TM ワークフローの現状と未来〜」です。翻訳者、翻訳会社、ツール開発会社、クライアントなどさまざまな立場のパネリストが一堂に会し、翻訳支援ツールの現状と未来について本音の意見を戦わせます。分野も、IT分野・ローカライゼーションをはじめとしてさまざまな翻訳分野に触れる予定です。たいへん貴重な機会ですので、いろんな意見を聞いて自分の目で判断したいという方は、お誘い合わせのうえ、ぜひ翻訳祭にご来場ください。
デスクトップをどう使っていますか?
パソコンのデスクトップは、どのような意味を持っているでしょうか。起動後に必ず見る場所。一番到達しやすい場所。デスクトップにはその人の個性が現れます。「哲学」といってもよいでしょう。ショートカットなどが置かれたデスクトップを見れば、その人がどのようにパソコンを使っているかということが一目で分かります。
デスクトップの使い方は見かけの問題だけでなく、作業効率にかかわることです。前回の「起動方法を極める」
に関連しますが、デスクトップにショートカットを置いて起動するという方法があります。しかし、ショートカットの数が増えると、必要なものがすぐには見つからなくなります。
どれだけの数のショートカットをデスクトップに置いているか、アンケートで調べてみました。
2007年9月現在では、「消せるショートカットはすべて消す」と答えた方が半数弱いました。一方では「画面の半分以上を占める」と答えた方も十数%いました。
デスクトップに何年も居座っていながら、一度も使ったことのないショートカットはありませんか? 私はデスクトップを「作業場」と考えています。言い換えれば「基本的には何も置かない」、そして「今の作業に必要なものだけを置く」 ということになります。たとえば、どこに保存するか迷うファイルを一時的に置く、などのように使っています。このようなファイルは最終的には他の場所に保存したり、あるいは一時的な作業が済んだあとで削除したりします。「デスクトップを片付けてゆく」ということは、「仕事をする」ということとほぼ同義になります。つまり、理想的には「仕事が終わったときにはデスクトップには何もない」ことになります。このようにすれば、「何のためにあるのか」という存在理由が分からないファイルが増えるのを防げます。
ちなみに「壁紙をすっきり見たい」というだけなら、画面上を右クリックして[アイコンの整列]から、[デスクトップ アイコンの表示]のチェックを外せば、アイコンがあっても表示されなくなります。この場合、アイコンはエクスプローラ上で表示・操作できます。
図 1 [デスクトップ アイコンの表示]
「クイック起動」ツールバー
デスクトップにショートカットを置く代わりに、タスクバーに組み込まれた「クイック起動」ツールバーにショートカットを置く方法もあります。
図 2 「クイック起動」ツールバー
「クイック起動」ツールバーにショートカットを入れるには、デスクトップ上のアイコンを、Shiftキーを押しながらドラッグして、「クイック起動」ツールバーにドロップします。
なお、タスクバーや「クイック起動」ツールバーは、デスクトップの上下左右どこにでも配置できます。
操作手順
1. 「クイック起動」ツールバーを右クリックして、[タスク バーを固定する]にチェックが入っていないことを確認します(図2)。
2. 「クイック起動」ツールバーの左端の、点がポチポチついている箇所をドラッグして、目的の画面の一辺(上、右、左など)にドロップします。そうすると「クイック起動」ツールバーがその辺に「張り付き」ます。
3. 自動的に隠すようにするには、「クイック起動」ツールバーのアイコン以外の場所を右クリックして、[自動的に隠す]にチェックを入れます。
デスクトップ クリーンアップ ウィザード
Windows XPには、ショートカットを整理する機能「デスクトップ クリーンアップ ウィザード」があります。デスクトップ上の一定期間使われていないショートカットを、60日ごとに自動的に整理します。デスクトップは、手入れをしないと現実の机と同じようにすぐにあふれかえります。実行を中止してしまう人もいるかもしれませんが、このウィザードに従って整理すると、「デスクトップからなくなっても困らないショートカット」が結構あることに気づきます。図1のように、デスクトップ上を右クリックして起動することもできます。
備忘録としてのデスクトップ?
「あとで片付けよう」というつもりで、備忘録としてファイルなどのショートカットをデスクトップに置くこともあるでしょう。この方法にはいくつかの難点があります。単にデスクトップの上に置いておくだけではやがて忘れ、いつのまにか無意味なショートカットが散らかっているということになりかねません。また、Windows XPで「システムの復元」機能を実行した場合、デスクトップの状態も以前の状態に戻ってしまうので注意が必要です。
付箋紙のようにメモをデスクトップに貼り付ける、付箋紙ソフトなどもあります。その中にはアラーム機能を備えているものもあります。これは見た目は面白いのですが、実際に付箋紙ソフトなどを使ってみると、むしろスケジュールはスケジュール管理ソフトで一元管理した方が徹底できることに気づきました。
仕事のスケジュール管理も重要なトピックですので、後ほど触れたいと思います。今後のトピックについて、以下のアンケートで、扱ってほしい内容をお知らせください。
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